地域 店名 解説
反町 八龍 (ハチリュウ) いわゆるラーメン“激戦区”にあって嬉しい普通の街の中華。タンメン、レバニラ、チャーハン、餃子など普通のメニューが普通に美味い。かといって、こうした店にありがちなゴチャゴチャ感や不潔さは皆無。営業時間が長いのも◎
鶴屋町 京華樓 鶴屋町CRANE店 わざわざ中華街に出向かなくともクオリティーの高い本格中華が横浜駅近くにある。こちらは辛さの中に深い旨みのある四川料理の店だが、麻婆豆腐はもちろん、モチモチした食感が癖になる刀削麺も名物。特にランチのコスパは抜群。
反町 中島家 ラーメン好きなら「家系」といえばだいたい想像がつくだろう。豚骨醤油の濃厚なスープに短めの太麺が絡む。キャベツやレタスを加えると少しマイルドに。味は濃いめだが意外に油っこくないので、飲み会のシメには最適。
反町 麺処 田ぶし 横浜店 反町の人気店の古株。ダシの基本は豚骨だが、魚粉やカツオ油がアクセントになって、濃厚だがクセの少ない和風スープに。麺は自家製麺の中太ストレート。餃子やつけ麺もおすすめ。
鶴屋 鶴一家 こちらも「家系」で、クリーミーであっさりした豚骨スープが売り。麺は中太の縮れ麺で、トロトロのチャーシューが隠れ主役。貴重な24時間無休営業店。
鶴屋 麺場 浜虎 (メンバ・ハマトラ) 「ハマトラ」と聞いてちょっと胸がときめく人はかなりのご年配かも。それとは全く無関係の、「家系」メインの横浜駅付近にあって、貴重な鶏白湯スープの店。季節ごとに変わりメニューが出るので、それを楽しみに通うファンも。
反町 SHIN (シン) 週のうち月曜と火曜はカレー専門店というユニークなラーメン店。鶏ガラと豚骨をベースに、魚介ダシをふんだんに使ったスープが絶品。麺はフランスパンに使う粉を配合しており、独特の風味が魅力。しかし、何と言ってもこちらの名物は「揚げチキン」。トッピングでも単品でも◎
六角橋 中華飯店 襄陽 ラーメン専門店に押され気味の六角橋だが“街の中華”も負けてはいない。こちらの名物は餃子と焼売。味もさることながらそのボリュームは圧倒的。他の料理も量が多めなので、くれぐれも点心はサイドオーダーなどと考えないように。餃子、焼売共に450円。
反町 ShiNaChiKu亭 (しなちく亭) 「シナチク」が「メンマ」のことだと知っている若者は何人ぐらいいるのだろうかと思う今日この頃。こちらはそんな懐古趣味も満足させる「中華そば」の店。しかも、昔なつかしいという味ではなく、きちんと現代風にグレードアップされた味。煮玉子やチャーシュー等の「具」も上出来。
鶴屋町 本丸亭 横浜店 良くも悪くも味のごまかしが効かない「塩ラーメン」の店。透き通ったスープは見た目を裏切るコクの深さ。そこにトッピングされた春菊が、味に深みを加えてくれる。その絶妙なバランス感に脱帽。
反町 ラーメン星印 ラーメンの超激戦区、反町にあって、不動の人気ナンバーワン店。ならばやはり「家系」かと思いきや、さにあらず。しかしてその実体は、伝説の“ラーメンの鬼”故・佐野実氏直伝の「中華そば」。店主が矢沢永吉ファンだというのが丸わかりなのはご愛嬌。
二ツ谷 らぁめん夢 煮干しラーメンの人気店。魚介エキスたっぷりのスープに、さらに好みに応じて、添えられた注射器!で煮干油を加えるというこだわりぶり。煮干しの風味が最も生きるのは醤油味だなと、改めて実感。
六角橋 くり山 店主は大勝軒・六厘舎で修行したという正統派つけ麺店。自家製の太麺と魚粉の入った濃厚なつけ汁は一度ハマると病み付きになる味。「神奈川一のつけ麺」という評判も伊達じゃない?こちらも行列必至。
六角橋 らーめん中々 狭い商店街にある狭い店ながら、こちらも行列のできる人気店。透明であっさりしていながらコクの有るスープが自慢の鶏らーめん800円が人気。塩らーめん600円。
六角橋 ラーメン 末廣家 吉村家を総本家とするいわゆる“家系ラーメン”の本流と言われるのがこちら。家系といえば塩辛いのが定番だが、こちらのスープはまろやかで万人向き。
六角橋 九州ラーメン 葉隠 40時間煮込むという豚骨の美味さが凝縮された九州ラーメンの店。豚骨は臭いで好き嫌いが別れるが、こちらのスープは抑え気味で飲みやすい。九州ラーメン700円。

横浜中華街

地域 店名 解説
山下町 萬珍樓 中華というジャンルで、中華街から数店だけチョイスするというのはいかにも無謀な行為ではあるが、名実ともにどうしても外せない店だけに絞ったということでご理解いただきたい。こちら萬珍樓は代表的な老舗のひとつ。重厚な店構えも480席という規模も料理の内容も横綱クラスだが、老舗の看板に甘えず、最近のランチコースなどに見られるユニークなメニューにはいつも驚かされる。
山下町 聘珍樓 横濱本店 こちらも全950席を誇る横綱級の老舗。エントランスから高級感が漂う。1階は飲茶と食事フロアに分かれ、2階はダイニング、3〜4階は個室とパーティーフロア、6階が和室、7階が特別室となっている。料理は控えめな味付けで品の良さが身上。庶民派の名物料理サンマー麺もお忘れなく。
山下町 華正樓 本店 700席全てが円卓という中華街でも最大クラスの老舗。料理は北京料理で北京ダックやフカヒレスープといった高級中華の王道がいつでも味わえる。売店で買える肉まんも美味。
山下町 菜香新館 こちらは1階から5階まで全454席。ジャンルとしては香港料理だが、高級食材から庶民的な麺類、点心まで幅広く揃う万能選手。1,000円前後のメニューでも落ち着いて食事ができ、これぞ中華街という安心感のある味とサービスが身上。
山下町 謝甜記 貮号店 中華街で「お粥」といえばこの店。かつてはこの地に務めるコックさん達の朝食堂だったが、時代とともに人気店になり、今や支店も。お粥だけではなく、普通のメニューも豊富で、一番人気は鶏の唐揚げ「梅醤炸花鳥」中皿840円。
山下町 海員閣 外観は昭和11年創業時のままだが、古くから行列の絶えない名店。料理は何でも美味いが、牛バラそばや豚バラ飯は特に絶品。名物・車海老の殻煮4,000円を目当てに遠方から来る人も。
山下町 安記 モツ皿、レバ皿といった小皿料理で紹興酒やビールを飲み、最後にお粥で〆るというのがこの店の楽しみ方。名物の巻揚や麺類も総じて美味。
山下町 金陵 1階が叉焼などの広東式焼き物や煮物の小売専門店で、一見吊るされた骨付き肉に圧倒されるが、食事スペースは2階なので、気が付かない人も多い。当然、アヒルや鴨など焼き物の美味さは格別で、これを具にした丼物も美味。
山下町 中華料理 龍鳳酒家 コストパフォーマンスの高さで、普段遣いに最適な広東料理の店。平日ランチは定食でも650円から。しかもボリューム満点で美味いのだから言うことなし。金曜ランチは何とカレーで550円。
山下町 獅門酒楼 こちらも650円と超リーズナブルながら、内容が秘密というミステリーランチ(限定10食)で有名な店。他のランチメニューも680円〜800円と格安ながら定番料理ばかりではなく、手の込んだ創作中華も味わえる。ヌーベルシノワの本領を知りたければ夜に再訪を。
山下町 山東 30年前の開業時はスナックをそのまま居抜きで使ったような店だったが、移転後は水餃子の人気店として中華街でも屈指の繁盛店に。ココナッツの入った独特のタレもいいが、個人的には普通の酢醤油で味わうのが好み。モチモチした皮はまさに手作りの味。
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